PhotoRecを使ったファイルの復元方法
PhotoRecはかなり高い復元能力を持ったフリーのソフトです。ソースも公開されています。 但し、Winodws用のソフトではなくDOS用のソフトなのでWindowsで使えますが使い方が厄介です。 Winodws上ではコマンドプロンプトで動作します。 注記) PhotoRecではフォーマットしてしまったり、ごみ箱から削除してしまったファイルを復旧することが できます。 しかし、必ずできるわけではありません。 消した後、その部位に別のファイルが上書きされるとだめです。 よって、復元したいファイルが入ったドライブは何もしないでください。 このPhotoRecもダウンロードする場所は別のドライブにしてください。 フリーのファイル復元ソフトを比較評価してみました。参考にしてください。こちら メニュー 1.ダウンロード 1−1.インターネットエクスプローラの場合 1−2.Google Chromeの場合 2.ダウンロードしたファイルの解凍 3.PhotoRecを使ったファイルの復元 3−1.PhotoRec起動 3−2.ドライブ選択 3−3.オプション設定 3−4.復元開始 4.後始末 |
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1.ダウンロード CGSecurityのダウンロードサイトを開きます。 CGSecurity ↑これをクリックしてください。 1−1.インターネットエクスプローラの場合 ページが開いたら上の図のようにTestDisk6.13をクリック。 (この図は2012/2のものです。今はバージョンが新しくなっているかもしれません。) 注)PhotRecはTestDiskに含まれます。 保存をクリック ファイルサイズ(この例では3.27MB)を覚えておいてください。 保存場所を指定します。 @ 復元したいファイルがあった場所がパソコン本体以外の場合 (たとえば外付けハードディスクやUSBメモリ、SDカードなど) マイドキュメントのダウンロードを推奨します。 A 復元したいファイルがあった場所がパソコン本体の場合 外付けハードディスクやUSBメモリへ保存してください。 下へスクロールし、コンピュータをクリック USBメモリをダブルクリック 保存をクリック ダウンロードサイズが保存の時とほぼ同じだったらOK。 極端に小さければ、ダウンロードに失敗しています。最初からやり直してください。 OKならフォルダを開くをクリック このようにTestdisk-6.13.win.zipがダウンロードされました。 1−2.Google Chromeの場合 まず、Chromeの設定を変更します。 こちらをみて、ダウンロードする度に保存先を設定できるようにしてください。 設定が終わったら ページが開いたら上の図のようにTestDisk6.13をクリック。 (この図は2012/2のものです。今はバージョンが新しくなっているかもしれません。) 注)PhotRecはTestDiskに含まれます。 保存場所を指定します。 @ 復元したいファイルがあった場所がパソコン本体以外の場合 (たとえば外付けハードディスクやUSBメモリ、SDカードなど) マイドキュメントのダウンロードを推奨します。 A 復元したいファイルがあった場所がパソコン本体の場合 外付けハードディスクやUSBメモリへ保存してください。 下へスクロールし、コンピュータをクリック USBメモリをダブルクリック 保存をクリック 画面左下に経過が表示されています。 完了したら▼をクリック メニューが出たらフォルダを開くをクリック このようにTestdisk-6.13.win.zipがダウンロードされました。 このページの先頭へ |
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2.ダウンロードしたファイルの解凍 ダウンロードしたファイル(testdisk-6.13.win.zip)は圧縮ファイルなので解凍しなければ使えません。 解凍方法がわからなければこちら 解凍が終わればすぐ使えます。 インストールは不要です。(Windowsのソフトではないので...) ここではLHUTがインストールされていることを前提に説明します。 (別に解凍方法はなんでも結構です) 左クリックで選択後右クリック メニューが出たらクイック解凍をクリック 解凍されtestdisk-6.13.winというフォルダができていますのでダブルクリック 中にはtestdisk-6.13というフォルダができているのでダブルクリック このphotorec_win.exeというファイルがPhotorecの本体です。 このページの先頭へ |
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3.PhotoRecを使ったファイルの復元 3−1.PhotoRec起動 photorec_win.exeをダブルクリックして起動します。 はいをクリック 以降は、コマンドプロンプトでの操作です。 カーソル(黒字に背景が白となっている部分)は↑↓→←キーで動かします。 マウスは使えません。 |
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3−2.ドライブ選択 @ 復元するドライブの選択 復元したいドライブを選択します。 上から順にC,D,...(無効なものは除いて)と並んでいるようですが容量を確かめたほうがよいです。 ディスクの容量がわからなければ、調べ方はこちら ↑↓キーにてドライブを選択したら、Proceedを選んだ状態のままでEnterを押します。 A パーティションの種類を選択 この画面はドライブによっては出て来ません。 Windowsの場合はIntelを選択したままEnterを押します。 B パーティションを選択 復元するパーティションを↑↓キーで選択してください。 上の図の例ではパーティションがひとつしかありませんが複数ある場合は全部でてきます。 ドライブ全体を復元するなら No Partitionを選んでください。 このページの先頭へ |
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3−3.オプション設定 @ 復元方法オプション設定 復元方法の高度な設定が行えます。 →キーにてOptionsを選択しEnterを押す。 ↑↓キーで項目を選択し、→←キーで設定を変更します。 「解説」 Paranoid Yes (Brute force disabled) 復元したファイルを修正します。破損したファイルは削除します。 Yes (Brute force enabled) 復元したファイルを修正します。破損したファイルは削除します。 さらに断片化した JPEG ファイルを復元します。時間がかかります。 No 検証、修正はしない。 Allow partial last cylinder 最終シリンダにまたがるデータを、ファイルとして認めるかどうか。 パーティションで仕切られていないメディアでは、有効です。 Keep corrupted files 破損しているファイルも含めて保存するかどうか。 Expert mode シリンダー数、ヘッド数、セクタ数、セクタサイズを変更できるモードへ切り替えます。 やらないほうが無難と思います。 A 復元ファイルの種類選択 復元するファイルの種類を選択します。 →キーにてFile Optを選択しEnterを押す。 ↑↓キーでファイルの種類を選択し、→←キーで[X] ⇔[ ]を切り替えます。 [X]はその種類のファイルを復元します。[ ]は復元しません。 sキーを押すと全部[ ]になります。再度sキーを押すと全部[X]になります。 ファイルの種類がわからなければ全部[×]にしましょう。 設定が終わったらbキーを押します。 (何も変更しなかったらカーソルをQuitに持ってきてEnter) Enterを押す。 ←キーにてカーソルをSearchへ移動 このページの先頭へ |
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3−4.復元開始 カーソルがSearchにあることを確認しEnterを押す。 @ ファイルシステムを指定 通常はOtherを選びEnterを押す。 A 復元するために検索する範囲を選択 「解説」 Free 現在使用されていない領域からのみ復元しますします。 Whole パーティション全体からファイルを抽出します。(時間がかかります) まず、Freeでやってみて、目的のファイルが復元されなかったらWholeをやってみると良いでしょう。 Free/Wholeを選択しEnterを押す。 B 保存場所指定 復元したファイルの保存場所を指定します。 最初はPhotorec_win.exeがあるフォルダが選ばれています。 その下にはフォルダの中にあるファイルやフォルダの一覧が表示されています。 各行の一番右がファイル/フォルダ名です。 ここから上位フォルダへいくには ..を選びます。 この例ではCドライブのすぐ下に作ってあるPhotorecフォルダ(C:\Hotorec)を指定します。 ..を選びEnter。さらにもう一度..を選びEnter。 2回..を選ぶと一気に一番上まで行くようです。 ここでc(Cドライブ)を選びEnter Photorecを選びます。 目的のフォルダが表示されていない場合は↓をどんどん押していくと出てきます。 Enter ここでyキーを押すといよいよ復元が開始されます。 (注意:yキーなんてどこにも書いてありませんがまちがいありません。) 左に経過時間。右に残りの所要時間 その下には復元できたファイルの情報が表示されています。 StopがQuitに変わったら終了です。109566個のファイルが復元されました。 指定したフォルダの下にrecup_dir1,recup_dir2,3,4,5...とフォルダが作られ500個づつ保存 されています。 目的のファイルは復元できましたか? 復元できなかったら他のソフトも試してください。 フリーの復元ソフト一覧 Photorecや他のファイル復元ソフトを比較評価してみました。参考にしてください。こちら このページの先頭へ |
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4.後始末 さて、ダウンロードしたファイルを始末します。 始末するファイルは2つあります。↑ 4−1.testdisk-6.13.win.zip(圧縮ファイル)の削除 ダウンロードした圧縮ファイルは不要なので削除します。 左クリックでファイルを選択し右クリックしてメニューを出し、削除を左クリック。 これで削除されます。 4−2.解凍したファイルを削除する場合 もう使わないというのであれば解凍したファイルをフォルダごと削除します。 まあ、もしまた使うことになったらダウンロードすれば済む話です。 同様に削除します。 4−3.解凍したファイルを保存する場合 また使うことも考えられるので保存する場合はC:\Program Filesへ移動してショートカットなどを つけておくと便利です。 フォルダを切り取ります。 下へスクロールしてコンピュータをクリック C:ドライブをダブルクリック C:\Program Filesをクリックして右クリック C:\Program Filesへ貼り付けます。 C:\Program Filesをダブルクリック 移動できました。 ショートカット作成やスタートメニューへの追加方法はこちら Photorecや他のファイル復元ソフトを比較評価してみました。参考にしてください。こちら このページの先頭へ メニューへ |
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